今日のスケアクロウマンは、「町の時計台」というお話。
これまた、あったかいい話でした。
時計台が壊されることに、街じゅうの人が反対しました。
毎日同じ時間に必ず鳴る時計は、
普段は地味で、目立たない存在だけど、
いつも鳴るはずのものが鳴らないと、
それはそれで、誰もが気がつく。気になる。
結構うらやましい存在だな、と思いました。
そんなことを考えていたら、
夕方5時に必ず鳴る「夕焼けこやけ」を思い出しました。
小学校のころ、あれがどんなに重要な存在だったか。
夢中になって時間を忘れて遊んでいても、
あの曲がどこからともなく流れだすと、
帰らなきゃ!って、ちょっとさみしい気持ちになっていました。
とても大きな存在でした。
だから、時計台がなくなることが
街の人にとって、どれだけ重大なことかが、なんとなくわかりました。
スケアクロウマンをみていると、
そんな、日常の中にあったなんでもない風景がよみがえります。
でも、そうやって思い出されるものたちは、どれも結構いいもんです。
顔が自然とほころぶ感じです。
それにしても、恋するミスターベストかわいかったなぁ~